現場改善事例
食品・飲料工場
- 継手部からのホース抜け・漏れ対策で、火傷の労災防止に繋がった
調味料の製造工場のラインで、タンクからポンプ、充填機へ、食品ホースをフェルール継手と竹の子バンド締めで配管していた。ところが、継手部からホース抜けや流体漏れが発生し、作業者に高温水がかかり火傷してしまった。今後、労災を起こさないために、早急に対策する必要がある。
- スチームホースのひび割れが異物混入になりそうで不安
アイスクリーム製造ラインで設備をスチーム洗浄するが、使用しているとホース内面が縦にひび割れてしまうことが多く、ひび割れした破片が異物としてタンク等に入り込む可能性ある。それが原因でロットアウトとなる可能性もあり心配。
また、ホースの外面が白いため表面の汚れが目立ち、監査等で指摘される可能性もある。
- スチームホースが重く洗浄作業が大変。また内管の劣化で異物混入も不安
釜と機械にこびり付いたチーズをスチーム洗浄するのにフェルール竹の子をホースバンド締めしたスチームホース(ゴム製)を使用していた。
このスチームホースが重く硬いので扱いにくい。しかも使用後約1年で、ホース内管の劣化でゴムの破片が出てくる。ホースの破片による異物混入が不安で何か対策をしなければと考えていた。
- ホースの継手加締め品を使用しているがホースの交換が頻繁にあるため加締め品だと費用も納期もかかるので対策を
調味料の充填工程で、食品用シリコーンホースと加締め継手を使用しているが、吸引と圧送を頻繁に繰り返す工程なので、ホースを定期的に交換していたが、継手の加締め品なので継手の再利用もできず費用がかさみ困っていた。
- 乳成分を多く含む調味料を製造しているが、竹の子継手とホースの間の液だまりが心配
新たに乳成分を多く含む調味料を製造することになったが、製品の性質上、菌に対する検査も厳しくなる。現在、竹の子継手にバンド締めでホースを接続しているが、段差があるので液だまりが発生する可能性があり対策が必要になった。
- 装置のスチーム洗浄用ホースが重く、硬いことから、作業大変
現在、装置の洗浄を女性が担当しているが、スチーム用のゴムホースが重く、硬いことから作業がしづらくて困っている。またホースのゴム臭が部屋中に蔓延し、作業環境も悪かった。
- 日本酒製造しているが、 消毒液製造の依頼があり、 高濃度アルコールを製造することになったが、トラブルのないホースの選定に困っていた。
日本酒製造しているが、消毒液製造の依頼があり、高濃度アルコール(70%)を製造することになったが、従来の酒造では濃度が高くないため塩ビ製の食品用ホースを使用しているが、高濃度アルコールに耐性があり、漏れなどのトラブルがなく安心して使用できるホースの選定に困っていた。