現場改善事例
工場設備配管
- 溶剤搬送中の漏れが心配!
溶剤搬送に塩ビ製ホースを竹の子継手でホースバンド締めで使用。
溶剤搬送用途のため、流体漏れを未然に防ぐ対策が必要に。作業員が常に監視できる場所でなくホースと継手が溶剤に耐性がどのくらいあるのか不安。
- 油でホースが硬化し漏れが発生!一時生産ストップに!
金属加工機の油を流すのに塩ビ製の一般的なブレードホースを竹の子継手でホースバンド締めで使用していたが、3~4か月ほどでホースが硬化しクラックが入り液漏れが発生した。作業は止まり、床の清掃等も含め生産にも影響が出た。安定生産、生産性向上のために対策が必要に。
- 搬送用途で毎回アーム式継手(カムロック)のアームを縛るのは面倒!
原料搬送工程でアーム式継手カムロックを使用。アームが外れたり、流体が漏れたりする不安があるのでアームを締めたあとは毎回ヒモなどでアームが開かないように縛っている。
頻繁にこの作業を行うこともあり、毎回縛るのは面倒。また見た目もよくない。
- 冷却回路にホース配管をしたいが、自社で取り付けができないか?
アルミダイキャストの真空冷却回路に冷却水を流す用途で、スプリングホースの配管を検討している。継手選定と取り付けを工事業者に依頼しようと思っていたが、自社で対応できればコストダウンになるのだが、安全に問題なくできるものか不安もある。
- 温度の高いコーティング剤を循環させるホースの選定で困っている
印刷機器の製造で、出版物のコーティング剤を循環させるホースを探している。流体温度がMAX80℃とかなり高く、UV液の成分が公表されていないこともあり、ホースの選定に困っていた。また、配管する場所が狭くホースの折れやつぶれも不安ある。
- スプリングホースは現場でカットしての配管作業がしずらい
紙コップの印刷工場で、エアの搬送用に塩ビブレードホースを、吸引用にはスプリングホースを使用していたが、油で硬化しやすく、ホースを交換することに。現場ではカットして使うことが多く、特にスプリングなどは作業が大変だった。
- 経年劣化で天井付近でエア漏れが起こったが、メンテナンスが大変
天井まで鋼管できているエアを、カプラとウレタンホースで金属切削機械へ供給していたが、経年劣化によりエア漏れを起こしており、漏れ対策が急務となった。しかし、天井付近はメンテナンスも容易ではないため、何か良い方策はないかと探していた。
- エアツールの手元部分が破裂し、ホースが暴れて大変危険だった
輸送用機器の部品をメンテナンスしている工場で、エアホースの手元部分が突然破裂しホースが暴れる事故があった。破裂の原因は、屈曲を繰り返す手元部分の疲労と継手とのマッチングが原因だったが、作業員の社内災害防止のため対策をしなければならなくなった。
- メチルアルコールを塗布しているとホースが硬化しカチカチになる
鋳造品を焼き付ける際、表面にメチルアルコールを塗布する作業があり、その塗布用として塩ビのブレードホースを使用。ところが、塗布しているとすぐホースが硬化してカチカチになってしまい、作業性がとても悪い。