現場改善事例
半導体・精密機器工場
- 冷却用ホースの結露で工場の床が汚れ、滑りやすい・・・
半導体の冷却用ホースとして通常の塩ビ製ホースを使用していたが、ホースの結露で工場内が汚れてしまい、濡れた床で滑るなど危ない。工場では5S活動に力を入れていることもあり、対策に取り組まなければならなくなった。
- ホース配管の結露を対策したい!
金型の冷却水配管に塩ビ製ホースを竹の子継手にホースバンド締めで使用。
配管の結露で周辺機械が故障する恐れがある。継手付近の結露が特に多く対策したいがホースに断熱材等をテープで巻く作業は避けたい。
- 工場内配管を鋼管で行うと時間がかかり、比例して人件費もかかる
リチウムイオンなどのバッテリーをつくっている工場では、エアの供給を鋼管でしている。社内で工場内配管やメンテナンスもしているが、鋼管だと時間がかかり、それと比例して人件費がかかっていた。
- 排水処理の薬品注入でホース劣化が早く、交換頻度も多い。
プリント基板を製造している工場で、排水処理過程において、環境汚染対策から排水を処理に適したpH値にしなければならなかった。硫酸や塩酸、苛性ソーダを注入してpH調整を実施していたが、柔軟性の点から採用していた塩ビホースは硬化などで劣化が早く、交換頻度も多くて困っていた。
- 原料の配管詰まりが発生するようになり、掃除が大変めんどう
半導体の部品を製造している工場で、プラスチック材料の搬送用にセラミック配管を使っているが、材料の搬送中に配管詰まりが最近発生するようになってきた。そのため、配管のそうじも頻繁に行わなければなくなり、その作業が大変面倒で手間がかかる。