現場改善事例
機械製造工場
- 継手部分からの油漏れが頻発し、対応が大変。
ある専用機にスプリングホースを竹の子ニップルにホースバンド締めで配管していたが、継手部分から油漏れが頻繁に発生し、その都度設計担当者が現場に出向いてメンテナンス対応しなければならず、非常に人的な作業ロスとなっていた。
- RoHS2対応で工場内のホース配管も見直しになったが、ホースや継手が対応しているかわからない!
2019年7月からのRoHS2規制に対応するために工場内のホース配管も見直しの対象になったが、ホースや継手はどうやって調べればいいかわからず困っていた。
- ホースの挿入がしづらく、熱湯で柔らかくしてから挿入・・・
精密機械を製造している工場で、製品の組み込みや納入時の配管にスプリングホースを使用。竹の子ニップルにホースバンド締めしているが、ホースの組み込みの際、挿入しにくく、いつも熱湯につけてから挿入していて手間がかかり、納入時には熱湯も用意できず作業担当から苦情が出ている。
- ホースバンド締付け不良や経年劣化、液漏れが起こり対策に苦慮。
工作機械を納入したユーザー様からホースバンドの締め付け不良や経年劣化からくる液漏れを指摘されることがたびたびあるが、対策しようにもなかなか良いものや方法が見つからない。また、現場でも竹の子継手とホースバンドを使った機械への組み込み作業はしづらく困っていた。
- 洗浄機に使う重曹の搬送用ホースが摩耗、非常に危ない!
列車車両に使用している金属部品の清掃用に、重曹をエアで吹き付ける洗浄機を使用。ところが、重曹のブロー搬送用の塩ビホースが摩耗のため1カ月ももたず、ホースが破れて重曹が漏れるため作業を中断しなければならず、突然の破裂で非常に危険でもある。
- エアの吹き出しに金属管を使っているため、位置調整が大変。
食品の充填物を自動冷却する機械の製造工場では、結露した商品の水滴を除去するエア配管に、吹き出し穴を開けた金属管を使用。しかし、その金属管は固定のため、商品が変わるとその都度交換しなければならず、ユーザー様からも改善が求められた。
- ホースバンド締めでのウォーターハンマー等による水漏れが不安!
特注仕様の機械を製作時にポンプとホースを選定することに。過去にウォータハンマーでホース抜けで水漏れトラブルが発生し、ホースバンド2本締めで対策しているが不安である。また、海外でのトラブル等を想定すれば対応が難しく時間も掛かるので困っていた。
- 漏れ抜け対策からホースバンド締めが禁止に!
金属加工工場でクーラント液を流すのに樹脂ホースをホースバンド締めして配管していたが、液体漏れや瞬間圧がかかった時にホース抜けが発生。対策としてホースバンドを使用禁止に。対策できる継手を探すことに。