ホース&継手の豆知識
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Vol.003 ホースは使い分けるとお得!(2)
今回はホースの構造とその特徴についてお話しましょう。
ホースの構造は大別すると、単層と複層に分かれます。単層はその文字のとおり、一種類の素材を管状にしたものです。一般的にはチューブともいいます。圧力等負担のかからない用途に用いられる場合が多いと思います。
次に複層ですが、これも大きく分けると2種類あります。
①中間層に糸を編み込んだブレード補強構造、
②金属や樹脂のワイヤーをコイル状に巻き付けた補強構造のホースです。
①ブレード補強構造は、ホースに高い耐圧性を持たせることができます。ただし負圧(吸引)には耐えられません。
②コイル補強したホースは、折れやつぶれに強くなり、ホースを小さく曲げても管路が確保できます。また、負圧(吸引)でもつぶれず、流体搬送が可能になります。しかし、圧送での耐圧力はブレードホースより劣ります。
基本的には上記のような特徴になりますが、補強構造の組み合わせや素材の組み合わせにより、機能や性能が変わってきます。
ですからご使用の用途や流体、条件によって最適なホースを選定することが結果的にお得!となると考えます。選定に迷ったらぜひ弊社「お客様相談室」へお電話ください。
お客様相談室 フリーダイヤル 0120-52-3132
ホームページで選定することもできます。
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