ホースドクターマガジン Vol.39

ホースドクター 「 ヒヤリハットを回避!「声かけ」「指さし確認」やっていますか? 」 トヨックス

ホースドクターマガジン Vol.39

些細なミスで「ヒヤリ」とした、「ハッ」としたことはありませんか?
そんな、ヒヤリハット発生の原因と、「声かけ」「指さし確認」の重要性を
解説しています。是非ご活用ください。

資料ダウンロードはこちら!
資料ダウンロードはこちら!

\ヒヤリハット対策のお役に立つ関連動画はこちらになります。是非ご覧ください!/
▶振動によるアームのゆるみ対策 比較動画は、こちら
振動によるアームのゆるみ対策

▶流体漏れやホース抜けを対策 継手の安全性比較動画は、こちら!
流体漏れやホース抜けを対策

▶ ホースの結露防止対策 比較動画は、こちら
▶ ホースの結露防止対策


「 危ないかもしれない 」


製造現場でヒヤリハットは無くしていく必要がありますが、逆にヒヤリハットを感じさせて
安全対策を行う例があります。トリックアートを使った交通安全対策です。何も無いのに縁石
があるように見える絵や、矢印のような斜めの線が道に描かれているのを見たことはないで
しょうか?イメージハンプや減速マークと言われるものです。絵を見たドライバーが、
危ない!と感じてスピードを落とすことにより事故を防ぎます。実際に事故を減らす効果が
確認されていて、世界各国で同様の対策が実施されています。日本でも20年ほど前から見られ
るようになりました。

同じく医薬品関係だと、口内殺菌に使う洗口液は、手術用の消毒薬として開発されました。
その後口内の消毒にも効果があることがわかり、1895年に口内洗浄液として歯科医向けに販売
が開始されます。逆に、工業用で作られた後、医療用でも使われるようになったものとして、
瞬間接着剤があります。急速に固まるので、傷口を塞ぐことに使われたそうです。もちろん、
医療用途に合わせて作られた瞬間接着剤を使っていて、一般に売っているものは傷口を塞ぐの
には使えません。

 製造現場において、錯覚はヒューマンエラーを発生させる原因の1つでもあるので、トリッ
クアートを使うような安全対策はあまり無いと思います。製造現場の安全対策では、危険な
場所に警告マークを掲示したり、接近できないように柵を設けたりするのが一般的です。
しかし、そのような対策をとっていても起こるのがヒヤリハット。どんな対策を行っても、
事故は常に発生する可能性をもっています。物が倒れてくるかもしれない、機械が急に動き
出すかもしれない。ヒヤリハットの情報を共有し、いつも事故が起こる「かもしれない」と
いう意識を持って作業を行うことが事故防止に役立ちます。ホースが抜けるかもしれない。
ホースにつまずくかもしれない。対策を事前にしっかり行ってください。

バックナンバーへ戻る

ホースドクターマガジン
ご登録はこちら

会員ログイン / 新規会員登録(無料)

お困りごと商品選定など、お気軽にお電話ください

0120-52-3132

受け付け時間 9:00~17:00(土日・祝日除く)

お問い合わせはこちら

よくあるお問い合わせは「FAQ」をご覧ください。