ホースドクターマガジン Vol.34
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「 ホース配管変更による現場改善! 」
蝉の声が日ごとに力強さを増す季節となりました。外に出る際は、ついつい
日陰を選んで歩きたくなる今日この頃です。七澤様はいかがお過ごしでしょうか?
今回はお客様から工場設備配管用のホースや継手について、お困りごとの
ご相談を受け、問題に対応する弊社の製品をご案内し、実際にご採用いただき
解決に至った事例をご紹介します。
【 お困りごと ご相談内容 】
①『 ホースが折れ、流体が止まったり、流量ダウンして生産トラブルが
発生して困っている。折れにくく、耐圧性があり、搬送状況を確認
したいので透明なホースはありますか? 』
②『 ホースと継手の接続部分から、流体が漏れ、製品に掛かって不良品が
出たり、漏れ出た流体を拭き取って元通りにするのに時間が掛かる。
トラブルを未然に防止するため、定期的にバンドの増し締めを行って
いるが数が多くて大変。』
ホースドクター「 ホース配管変更による現場改善! 」お客様から
お困りごとのご相談を受け、問題解決に至った2つの事例をご紹介します。
問題解決、生産性向上の参考になれば幸いです。
\弊社製ホース専用継手「 トヨコネクタ 」の取付方法を解説した動画/
「 製造業の改善 」
【 ムリに着目した改善 】
作業者の作業工程や設備の稼働状況にムリがあるということは、改善の
余地があるということ。作業者のムリは心身の疲労を招き、設備のムリは
故障や不良品発生率の増加を招くリスクがあります。まずは、作業者や
設備のムリがどこに潜んでいるのかに着目し対策しましょう。
【 ムダに着目した改善 】
仕事だと思ってやっている作業の中にも、付加価値を生まないムダが存在
します。各種作業工程の中からムダを見つけ出し、減らしていくことで、
生産効率は高まります。
【 ムラに着目した改善 】
ムラは、日によって工程や作業量に差があることや、作業者に能力差が
あることによって、
・作業者や設備の足りていないムリ
・作業者や設備が余っているムダ
が発生してしまう状況を指します。ムラを解消するためには、ムリと
ムダを把握したうえで、どうすれば一定に保てるのか工夫することです。
現場改善は、3M( ムリ・ムダ・ムラ )を見つけ出すことから始まります。
新たな3Mが生まれないように注意しながら、作業工程を見直したり無くし
たりして現場改善、生産性向上を進めましょう。
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