ホースドクターマガジン Vol.29
-
ホースドクター「 結露対策はお済ですか?早めに行い結露を防止! 」トヨックス
新緑の季節を迎え、爽やかで過ごしやすい日が多くなりました。
快適で、外での活動も増えるこの時期、いかがお過ごしでしょうか?
ホースや継手に結露が発生して困ったことはありませんか?
使用する環境によって、ホースや継手には結露が起こります。
結露がひどくなると、水滴で床に水たまりができることがあり、
転倒事故の原因にもなります。
水滴が装置にかかることで、漏電、故障、製品不良になるかもしれません。
湿気の多い梅雨時は、結露の発生も多くなります。
発生する原因と対策方法を知り、今のうちから対策を行いましょう。ホースドクター「結露対策はお済ですか?早めに行い結露を防止!」で、
結露の起こる原因と対策方法について解説しています。
\ 資料ダウンロードはこちら!/ \結露しにくホース配管の動画を是非ご覧ください!/
「 生物の断熱対策 」
ホースの結露対策として断熱材を用いることが有効ですが、
寒冷地に生きる生物は様々な方法で断熱を行い寒さから身を守り、
エネルギーの消費を抑えています。例えば、北の海で生息するラッコは、
体を覆う大量の毛の間に空気の層をつくることで、体温が<逃げるのを
防いでいます。ホッキョクグマは空気を含みやすい透明な中空の毛で体を
覆うことで体温を逃がしません。更に、黒い地肌で太陽光の熱も上手く
活用しています。冬場のスズメは、脂肪を蓄えることと、羽毛の間に
空気を取り込むことで断熱効果を得ています。冬場のスズメが夏場の
スズメよりも丸く大きくなるのはそのためです。クジラの場合は、
皮の下に分厚い脂肪層を持ち、静脈と動脈が平行に走る特殊な血管
構造などにより体温を保っています。
生物が空気の層や熱を通しにくい脂肪層を使うように、
人間の使う断熱材も細かい気泡を多く含む発泡材料であったり、
熱を通しにくい材質で作られていたりします。
断熱は結露対策だけでなく、余計な熱の放出、吸収を防ぐこと
にもなるので、エネルギーロスの対策にもなります。
効果的に使いましょう。
ホースドクターマガジン
ご登録はこちら